2006.08.27
ダイアローグ・イン・ザ・ダーク
外苑前で、目を開けても閉じても真っ暗闇、まったく光のない体験をしてきました。
白い杖を渡され、あとはアテンドの声をたよりに、真っ暗闇を1時間ちょっと歩きます。
5覚を持ちながらも、普段いかに視覚に頼っているかが分かる貴重な体験。
ネタばらしは続きにて。
白い杖を渡され、あとはアテンドの声をたよりに、真っ暗闇を1時間ちょっと歩きます。
5覚を持ちながらも、普段いかに視覚に頼っているかが分かる貴重な体験。
ネタばらしは続きにて。
視覚が全く効かない世界。自然界の暗闇よりも100%の暗闇。
初対面8人でのグループで出発、最初に自己紹介してからツアーがスタートします。
ガイドの方は視覚障害の方です。
歩くにつれそれぞれの場所で、草の匂いや川の流れなど感じられ、
嗅覚と聴覚、そして杖から伝わる触覚が鋭敏になるのがわかります。
目が暗闇に慣れることはなく、今まで味わったことがない本当の暗闇です。
この状況だと、見えないことが見えるときよりもずっと想像力が膨らむのが感じられます。
初対面8人でのグループで出発、最初に自己紹介してからツアーがスタートします。
ガイドの方は視覚障害の方です。
歩くにつれそれぞれの場所で、草の匂いや川の流れなど感じられ、
嗅覚と聴覚、そして杖から伝わる触覚が鋭敏になるのがわかります。
目が暗闇に慣れることはなく、今まで味わったことがない本当の暗闇です。
この状況だと、見えないことが見えるときよりもずっと想像力が膨らむのが感じられます。
何も見えない状態で、杖をたよりに橋を渡ったり、階段を降りるのがどれだけ怖いことか…!
でもガイドの方、そしてグループの仲間とと掛けあう声が頼りになり、
これがただ暗闇を体験するだけではないのだ、ということが分かってきます。
この暗闇の中で、アテンドのカーネルさんがおやつや飲み物を用意してくれました。
とても不思議だったのが、ワインをオーダーされた方が、赤か白かあてることができませんでした。
この状況でオーダーされるからきっとワイン好きな方だとお思うのですが、なんと白を赤と答えた…
ありえないっ!と思うのですが、もしかしたら自分も分からないかも…と思ったり。
日常どれだけ視覚に頼ってるんだろう、と気づかされます。
最後、明かりをみたとき、軽く目眩と吐き気を覚えました。
もぐらの気持ちが少し分かったような。
1時間ちょっとと思えないくらい、あっという間でしたが、
やはり緊張していたせいか暗闇から出た後はぐったりでした。
でもこの貴重な体験、この感覚は忘れたくないです。
ダイアローグ・イン・ザ・ダーク オフィシャルホームページ
http://www.dialoginthedark.com/
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