中城城跡(中部・世界遺産)

駐車場から続くなだらかなスロープを登ると、目の前に中城城跡が現れます。

緑の芝生と青い空に、白い城壁が美しく映え、突然別世界に迷い込んだような、時間の流れが止まっているような、不思議な感覚を覚えました。
途中、ハシゴが石垣にかかっており上に立つことができます。左右に海が見渡せるビューポイントで、高所恐怖症としては目眩がするほど怖い高さですが、眺めは素晴らしいです!

思ったよりも規模が大きいので、のんびりと散策したい方は時間に余裕を持たれた方がよいと思います。

[中城城跡の豆知識]
中城湾にそった標高167メートルの高台に立つ、東に中城湾、西に東シナ海を見渡せる、大変眺望のよい城跡。 沖縄戦の被害も少なく、県内でもっとも原型をとどめている城としても有名。
多郭式で六つの城郭から成り、布積み、野面積み、あいかた積みの3種類の石積みを見ることができる。 1853年、黒船で立ち寄ったペリー探検隊一行はこの石造りの城を見て、「賞賛すべき構造のものであった」とその美しさと築城技術の高さを讃えたことでも有名。
2000年12月に世界遺産へ登録。

[歴史]
尚泰久王(しょうたいきゅう)時代(1454年~1460年)に、首里王府が勝連城(かつれんぐすく)主の「阿麻和利(あまわり)」をけん制する為に、当時、座喜味城(ざきみぐすく)主であった「護佐丸(ごさまる)」に命じ移り住ませた(1440年ごろ)城。
DATA

【住所】沖縄県中頭郡北中城村字大城503番地
【TEL】098-935-5719
【観覧時間】8:00~17:00 (6~9月 8:00~18:00)
【観覧料】大人300円/中・高校生200円/小学生100円

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