玉陵(那覇・世界遺産)

「たまうどぅん」と読みます。
第二尚氏王統の第3代国王尚真が、父尚円王のためにつくったといわれる陵墓です。
首里城からとても近いのですが、観光客で賑わう首里とは対照的で、時の流れがここだけ違うような、静寂に包まれた穏やかなムードがとても印象的でした。
2つのアーチの先に、玉陵は静かにあります。
玉陵の上にあるシーサーは、ぺろりと舌を出したようなどこかひょうきんな顔をしてます。
手前の欄干にも小さなシーサーが置かれていますが、王や王妃の納められている東室前のシーサーは、前を向いたほかのシーサーと違い、背を横に向けてます。やはり王は別格なのでしょうか。
首里城までこられたら、玉陵まで足を伸ばしてみてください。
この静寂と平穏さ、お薦めします。
[玉陵の豆知識]
沖縄独特の屋根のついている破風墓が3基連なり、その規模は沖縄最大。中室、東室、西室の3つの建築物に分かれる。昔、沖縄では洗骨の習慣があったため、葬儀後は骨になるまで遺体を中室に安置し、洗骨後、王・王妃・世子は東室、他の王族は西室に納められた。代々王族の人々が葬らだた、沖縄戦によって破壊。その後修復が行われ、2000年世界遺産に登録。
DATA

【住所】沖縄県那覇市首里金城町1-3
【TEL】098-853-5776
【観覧時間】9:00~18:00
【観覧料】大人200円/子供100円

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